Sas で十分位数を計算する方法 (例付き)
統計において、十分位とは、データセットを同じ頻度の 10 個のグループに分割する数値です。
最初の十分位数は、すべてのデータ値の 10% が下回る点です。
第 2 十分位点は、すべてのデータ値の 20% が下回る点などです。
次の基本構文を使用して、SAS のデータセットの十分位数を計算できます。
/*calculate decile values for variable called var1*/
proc univariate data =original_data;
var var1;
output out =decile_data;
pctlpts = 10 to 100 by 10
pctlpre = D_;
run ;
注: pctlpts命令は計算する十分位数を指定し、 pctlpre命令は出力内の十分位数に使用するプレフィックスを指定します。
次の例は、この構文を実際に使用する方法を示しています。
例: SAS で十分位数を計算する方法
SAS に 2 つの変数を含む次のデータセットがあるとします。
/*create dataset*/
data original_data;
input team $points;
datalines ;
AT 12
At 15
At 16
At 21
At 22
At 25
At 29
At 31
B16
B22
B25
B29
B 30
B 31
B 33
B 38
;
run ;
/*view dataset*/
proc print data = original_data;
次のコードは、データセット内のポイント変数の十分位数を計算する方法を示しています。
/*calculate decile values for points*/
proc univariate data =original_data;
var points;
output out =decile_data
pctlpts = 10 to 100 by 10
pctlpre = D_;
run ;
/*view deciles for points*/
proc print data =decile_data;
結果を解釈する方法は次のとおりです。
- 最初の十分位の値は15です。
- 第 2 十分位の値は16です。
- 3 番目の十分位の値は21です。
- 4 番目の十分位の値は22です。
等々。
追加リソース
次のチュートリアルでは、SAS で他の一般的なタスクを実行する方法について説明します。