Ti-84 電卓で相関係数を計算する方法
相関係数は、2 つの変数間の線形関連性の尺度です。 -1 から 1 までの値を取ることができます。
- -1 は、2 つの変数間の完全な負の線形相関を示します。
- 0 は 2 つの変数間に線形相関がないことを示します
- 1 は、2 つの変数間の完全な正の線形相関を示します。
次の手順を使用して、TI-84 計算機で 2 つの変数間の相関係数を計算できます。
ステップ 1: 診断を有効にします。
まず、診断を有効にする必要があります。これを行うには、 2 を押してから数字の 0 を押します。これにより、カタログ画面が表示されます。
DiagnosticOn までスクロールし、 Enter を押します。
次に、もう一度Enter キーを押します。
診断が有効になったので、2 つの変数間の相関係数を計算できるようになりました。
ステップ 2: データを入力します。
次に、2 つの変数のデータ値を入力する必要があります。 Statを押してからEDITを押します。最初の変数の値を列 L1 に入力し、2 番目の変数の値を列 L2 に入力します。
ステップ 3: 相関係数を見つけます。
次に、2 つの変数間の相関係数を計算します。 「Stat」を押してから「CALC」までスクロールします。次に、 「8: Linreg(a+bx)」までスクロールし、 Enterを押します。
Xlist と Ylist については、データの入力に使用した列である L1 と L2 が選択されていることを確認してください。 FreqList は空のままにしておきます。 「計算」まで下にスクロールし、 Enterを押します。
新しい画面では、2 つの変数間の相関係数 (r) が0.9145であることがわかります。
相関係数の解釈方法
次の表は、 rの値に基づいて 2 つの変数間の関係の強さを解釈するための経験則を示しています。
rの絶対値 | 関係の強さ |
---|---|
r < 0.25 | 関係なし |
0.25 < r < 0.5 | 弱い関係 |
0.5 < r < 0.75 | 適度な関係 |
r > 0.75 | 強い関係 |
この例では、相関係数0.9145は、2 つの変数間の強い正の関係を示しています。