Ti-84 電卓で誤差の範囲を見つける方法
統計では、母集団パラメータの値を一定の信頼度で推定するために信頼区間を使用することがよくあります。
各信頼区間は次の形式になります。
信頼区間 = [下限、上限]
誤差の範囲は、信頼区間全体の幅の半分に等しくなります。
たとえば、母集団の割合について次の信頼区間があるとします。
95% 信頼区間 = [0.34, 0.46]
信頼区間の幅は 0.46 – 0.34 = 0.12 です。誤差の範囲は幅の半分であり、 0.12/2 = 0.6となります。
次の例は、TI-84 計算機で信頼区間の誤差範囲を計算する方法を示しています。
例 1: 母集団平均の誤差の範囲
次の情報を使用して母集団平均を推定する 95% 信頼区間の誤差範囲を計算するとします。
- × : 30.4
- 秒: 4.5
- n: 50
母集団平均の信頼区間を計算するには、 STAT を押し、右にスクロールしてTESTSを押します。次に7を押します。
次に、次の情報を入力して[計算]を押します。
信頼区間は(29.153, 31.647)となります。
誤差の範囲は、この信頼区間の幅の半分に等しくなります。つまり、次のようになります。
誤差の範囲: (31.647 – 29.153) / 2 = 1.247
例 2: 人口比率の誤差の範囲
次の情報を使用して母集団の割合を推定する 95% 信頼区間の誤差範囲を計算するとします。
- ×: 42
- n: 90
母集団平均の信頼区間を計算するには、 STAT を押し、右にスクロールしてTESTSを押します。次に、下にスクロールして1-PropZIntをタップし、 ENTERを押します。
次に、次の情報を入力して[計算]を押します。
信頼区間は(.3636, .56974)であることがわかります。
誤差の範囲は、この信頼区間の幅の半分に等しくなります。つまり、次のようになります。
誤差の範囲: (.56974 – .3636) / 2 = .10307
追加リソース
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