Spss で qq プロットを作成および解釈する方法
QQ プロット(「分位数-分位数」の略) は、変数が正規分布しているかどうかを評価するためによく使用されます。
このチュートリアルでは、SPSS で QQ プロットを作成および解釈する方法を説明します。
例: SPSS の QQ プロット
SPSS に、25 人の異なるバスケットボール選手の試合ごとのポイントを表示する次のデータセットがあるとします。
SPSS で次の手順を使用して QQ プロットを作成し、変数点が正規分布しているかどうかを判断できます。
ステップ 1: [探索] オプションを選択します。
「分析」タブ、 「記述統計」 、 「探索」の順にクリックします。
ステップ 2: QQ プロットを作成します。
変数ポイントを「依存リスト」というラベルの付いた領域にドラッグします。次に、 [プロット]というラベルの付いたボタンをクリックし、 [検定付き正規性プロット]の横にあるボックスがオンになっていることを確認します。次に、 「続行」をクリックします。次に、 「OK」をクリックします。
ステップ 3: QQ プロットを解釈します。
[OK]をクリックすると、次の QQ プロットが表示されます。
QQ プロットの背後にある考え方は単純です。残差が角度 45 度のほぼ直線に従う場合、残差はほぼ正規分布します。
上の QQ プロットでは、残差が、特に端で 45 度の線から少し逸脱する傾向があることがわかります。これは、残差が正規分布していないことを示している可能性があります。
QQ プロットは正式な統計検定ではありませんが、残差が正規分布しているかどうかを視覚的に確認する簡単な方法を提供します。
2 つの正式な統計検定については、QQ プロットの上に示されているコルモゴロフ-スミルノフ検定とシャピロ-ウィルク検定の p 値を参照してください。
- コルモゴロフ・スミルノフ正規性検定 P 値: 0.086
- シャピロ・ウィルク正規性検定 P 値: 0.042
これら 2 つの値は 0.05 に近いため、これは変数点が正規分布ではない可能性があることを示しています。