Sas でクロンバックのアルファを計算する方法 (例付き)
クロンバックのアルファは、アンケートや調査の内部一貫性を測定する方法です。
クロンバックのアルファの範囲は 0 から 1 で、値が大きいほど調査またはアンケートの信頼性が高いことを示します。
次の例は、SAS のデータセットのクロンバックアルファを計算する方法を示しています。
例: SAS でクロンバックのアルファを計算する方法
レストランのマネージャーが全体的な顧客満足度を測定したいと考え、さまざまなカテゴリーについて 1 から 3 のスケールでレストランを評価できる 10 人の顧客にアンケートを送信したとします。
次のコードを使用して、SAS でアンケート回答を含むデータセットを作成できます。
/*create dataset*/
data survey_data;
input Question1 Question2 Question3;
datalines ;
1 1 1
2 1 1
2 1 2
3 2 1
2 3 2
2 3 3
3 2 3
3 3 3
2 3 2
3 3 3
;
run;
/*view dataset*/
proc print data =survey_data;
proc corr関数を使用して、クロンバックのアルファを計算できます。
/*calculate Cronbach's Alpha*/
proc corr data =survey_data alpha ;
var Question1-Question3;
run ;
出力テーブルは多くの情報を提供しますが、私たちが関心のある主な値は、 Cronbach Coefficient Alphaというタイトルのテーブル内の生の値です。
この表から、クロンバックのアルファが0.773であることがわかります。
次の表は、クロンバックのアルファのさまざまな値が一般的にどのように解釈されるかを示しています。
クロンバックのアルファ | 内部一貫性 |
---|---|
0.9≦α | 素晴らしい |
0.8≦α<0.9 | 良い |
0.7≦α<0.8 | 許容できる |
0.6≦α<0.7 | 疑わしい |
0.5≦α<0.6 | 貧しい |
α < 0.5 | 受け入れられない |
クロンバックのアルファは0.773と計算されたため、この調査の内部整合性は「許容可能」であると言えます。
ボーナス:この Cronbach Alpha 計算ツールを自由に使用して、特定のデータ セットの Cronbach Alpha を見つけてください。