Excel で色ごとにセルを数える方法 (例あり)
Excel のセルの数を色に基づいて数えたい場合がよくあります。
たとえば、次のデータセットがあり、色ごとのセルの数を数えたいとします。
これを行う最も簡単な方法は、Excel で VBA コードを記述することです。
VBA に慣れていない場合、これは恐ろしいように思えるかもしれませんが、プロセスは単純であり、次のステップバイステップの例はその方法を正確に示しています。
ステップ 1: データを入力する
まず、データ値を Excel に入力します。
ステップ 2: Excel で [開発] タブを表示する
次に、Excel の上部のリボンに[開発]タブが表示されていることを確認する必要があります。
これを行うには、 [ファイル]タブ、 [オプション] 、 [リボンのカスタマイズ] の順にクリックします。
「Main Tabs」というタイトルのセクションで、 「Developer」の横にあるチェックボックスをオンにして、 「OK」をクリックします。
ステップ 3: VBA を使用してマクロを作成する
次に、上部のリボンにある[開発]タブをクリックし、 Visual Basicアイコンをクリックします。
次に、 [挿入]タブをクリックし、ドロップダウン メニューから[モジュール]をクリックします。
次に、次のコードをモジュールのコード エディターに貼り付けます。
Function CountByColor(CellRange As Range, CellColor As Range) Dim CellColorValue As Integer Dim RunningCount As Long CellColorValue = CellColor.Interior.ColorIndex Set i = CellRange For Each i In CellRange If i.Interior.ColorIndex = CellColorValue Then RunningCount = RunningCount + 1 End If Next i CountByColor = RunningCount End Function
次のスクリーンショットは、これを行う方法を示しています。
次に、VB エディタを閉じます。
ステップ 4: マクロを使用して色ごとにカウントする
最後に、作成したマクロを使用して、色に基づいてセルの数を数えることができます。
まず、セルC2:C4に数を調べたい色を入力します。
次に、セルD2に次の数式を入力します。
=CountByColor( $A$2:$A$11 , C2 )
この数式を D 列の残りの各セルにドラッグして入力すると、数式によって特定の背景色の各セルが自動的にカウントされます。
たとえば、次のことがわかります。
- 薄緑色の背景のセルの数は3です。
- 水色の背景のセルの数は4です。
- 明るいオレンジ色の背景のセルの数は3です。
注: 検索範囲に存在しないセルの色を列 C に指定した場合、関数は単に値 0 を返します。
追加リソース
次のチュートリアルでは、Excel で他の一般的な操作を実行する方法について説明します。
Excelで色ごとに平均する方法
Excelでグループごとに数を数える方法
Excelでグループごとに一意の値をカウントする方法