Excel: average 関数と average 関数の違い
Excel のAVERAGE関数とAVERAGE関数はどちらも範囲内の平均値を計算しますが、その方法は少し異なります。
AVERAGE関数は、列内のすべての数値の平均を計算します。
AVERAGE関数は、列内のすべての値の平均を計算します。
- この関数は、 TRUE 値とFALSE値をそれぞれ1と0として計算します。
- この関数は、すべてのテキスト値が0であると計算します。
次の例は、さまざまなバスケットボール選手に関する情報を含む Excel の次のデータセットを使用して各関数を実際に使用する方法を示しています。
例 1: テキスト値を使用した AVERAGE 関数と AVERAGE 関数
セルE2とF2に次の数式を入力すると、 AVERAGE関数とAVERAGE関数を使用して、 [ポイント]列の平均値を計算できます。
- E2 : =平均(B2:B8)
- F2 : =AVERAGEA(B2:B8)
次のスクリーンショットは、各機能を実際に使用する方法を示しています。
AVERAGE関数は、列内の数値のみを使用して平均を計算します。
- 平均: (15+16+14+12+10+29) / 6 = 16
一方、 AVERAGE関数は、列内のすべての値を使用して平均を計算し、すべてのテキスト値に 0 を使用します。
- 平均: (15+16+14+12+0+10+29) / 7 = 13.71428571
例 2: ブール値を使用した AVERAGE 関数と AVERAGE 関数
セルE2とF2に次の数式を入力すると、 AVERAGE関数とAVERAGE関数を使用してオールスター列の平均値を計算できます。
- E2 : =平均(C2:C8)
- F2 : =AVERAGEA(C2:C8)
次のスクリーンショットは、各機能を実際に使用する方法を示しています。
AVERAGE関数は#DIV/0!を返します。ブール値 (TRUE と FALSE) の平均を計算できないため、エラーが発生します。
一方、 AVERAGE関数はTRUE値を1、FALSE値を0としてカウントし、次の平均を計算します。
- 平均: (1+0+0+0+1+0+1) / 7 = 0.42857
これは、オールスター列の値のうち TRUE に等しい値の割合が42.857%であることを示しています。
追加リソース
次のチュートリアルでは、Excel で他の一般的な操作を実行する方法について説明します。
Excelでセルに数値が含まれている場合の平均を計算する方法
Excel で複数の範囲で AVERAGEIF を使用する方法
Excelで外れ値を除いた平均値を計算する方法