Excel: 値の範囲を指定した if 関数の使用方法
次の数式を使用して、Excel で値の範囲を指定する IF 関数を作成できます。
方法 1: セル範囲を使用して IF 関数を作成する
=IF(COUNTIF( A2:A11 ,"Pacers")>0, "Exists", "Does Not Exist")
この数式では、「Pacers」がA2:A11の範囲内のどこかに存在する場合、関数は「Exists」を返します。それ以外の場合は、「存在しません」を返します。
方法 2: 数値範囲を使用して IF 関数を作成する
=IF((( B2 >=95)*( B2 <=105))=1, "Yes", "No")
この数式では、セルB2の値が 95 ~ 105 の場合、関数は「はい」を返します。それ以外の場合は、「いいえ」を返します。
次の例は、Excel の次のデータ セットで実際に各式を使用する方法を示しています。
例 1: セル範囲を使用して IF 関数を作成する
セルD2に次の数式を入力すると、チーム名「Pacers」が範囲A2:A11に存在する場合は「存在する」を返し、チーム名が範囲内に存在しない場合は「存在しません」を返すことができます。
=IF(COUNTIF( A2:A11 ,"Pacers")>0, "Exists", "Does Not Exist")
次のスクリーンショットは、この式を実際に使用する方法を示しています。
文字列「Pacers」が範囲A2:A11に少なくとも 1 回出現するため、数式は「Exists」を返します。
例 2: 数値範囲を使用して IF 関数を作成する
セルD2に次の数式を入力すると、[ポイント] 列の値が 95 ~ 105 の場合に「はい」が返されます。
=IF((( B2 >=95)*( B2 <=105))=1, "Yes", "No")
次に、この数式を D 列の残りの各セルにドラッグして入力します。
D 列の各行に対する数式の処理は次のとおりです。
- 「ポイント」列の値が 95 ~ 105 の場合は、「はい」を返します。
- 「ポイント」列の値が 95 ~ 105 の範囲にない場合は、「いいえ」を返します。
また、別の出力値を返したい場合は、IF 関数の最後の 2 つの引数を「Yes」または「No」以外の値に変更できることにも注意してください。
注: IF 関数の乗算記号 ( * ) は、「Yes」を返すには両方の条件が満たされる必要があることを Excel に伝えます。
追加リソース
次のチュートリアルでは、Excel で他の一般的なタスクを実行する方法について説明します。
Excel: 複数の範囲で COUNTIF を使用する方法
Excel: 「空でない場合」の簡単な数式
Excel: RANK IF 式の使用方法