Excel: テキストとして保存された数値で vlookup を使用する方法
Excel で VLOOKUP 関数を使用するには、次の構文を使用して、数値が通常の数値として格納されている範囲内でテキストとして格納されている数値を検索できます。
=VLOOKUP(VALUE( E1 ), A2:B11 , 2, FALSE)
この特定の数式は、範囲A2:B11内のセルE1 (この値がテキストとして保存されている) の数値を検索し、範囲の 2 番目の列に対応する値を返します。
この数式では、 VALUE関数を使用して、数値を表すテキスト文字列を数値に変換していることに注意してください。
次の例は、この構文を実際に使用する方法を示しています。
例: テキストとして保存された数値で VLOOKUP を使用する方法
会社のさまざまな従業員による売上に関する情報を含む次のデータ セットが Excel にあるとします。
ここで、従業員番号3490を検索し、対応する売上高を返したいとします。
ただし、この ID 値が Excel にテキストとして保存されていると仮定します。
次の VLOOKUP 関数を使用してこの値を見つけようとするとします。
=VLOOKUP( E1 , A2:B11,2 ,FALSE)
次のスクリーンショットは、この式を実際に使用する方法を示しています。
セルE1の値はテキストとして保存されているため、結果として#N/Aが返されます。
この問題を回避するには、VLOOKUP 関数内でVALUE関数を使用する必要があります。
=VLOOKUP(VALUE( E1 ), A2:B11 , 2, FALSE)
次のスクリーンショットは、この式を実際に使用する方法を示しています。
この数式は、従業員番号3490に関連付けられた売上高である22という値を正しく返します。
ルックアップ値は数値として保存され、範囲内の数値はテキストとして保存されるという逆のシナリオに陥った場合は、次の数式を使用できます。
=VLOOKUP(TEXT( E1,0 ), A2:B11,2 ,FALSE)
TEXT関数は、ルックアップ値をテキスト値に変換し、VLOOKUP を実行します。
追加リソース
次のチュートリアルでは、Excel で他の一般的な操作を実行する方法について説明します。
Excel: VLOOKUP を使用して 2 つのリストを比較する方法
Excel:VLOOKUPを使用して複数の値を水平に返す
Excel:日付によるVLOOKUPの使い方