Google スプレッドシート: 別のシートからの条件付き書式設定
Google スプレッドシートのカスタム数式関数を使用して、別のシートのセル値に基づいて条件付き書式を適用できます。
次の例は、カスタム数式関数を実際に使用する方法を示しています。
例: 別のシートに基づく条件付き書式設定
シート 1に、さまざまなバスケットボール チームが獲得した合計ポイントを示す次のデータ セットがあるとします。

同じリストのチームが獲得した合計ポイントを示す次のデータ セットがSheet2にあるとします。

Sheet2の「獲得ポイント」列の値が「許容ポイント」列の値よりも大きい場合に、 Sheet1の「チーム」列の各セルを強調表示するとします。
これを行うには、範囲A2:A11内のセルを強調表示し、 [書式]タブをクリックし、 [条件付き書式] をクリックします。

画面の右側に表示される[条件付き書式ルール]パネルで、[次の場合にセルを書式設定する] ドロップダウン メニューをクリックし、 [カスタム数式が ]を選択して、次の数式を入力します。
= B2 > INDIRECT( "Sheet2!B2" )

注: 数式の先頭に等号 ( = ) を含めることが重要です。そうしないと、条件付き書式設定が機能しません。
[完了]をクリックすると、シート 2の[得点]列の値が [許容得点]列の値より大きい[チーム] 列の各セルが、緑色の背景で強調表示されます。

背景が緑色のチーム値は、 Sheet1の[得点]列の値がSheet2の[許容得点]列の値より大きいチーム値のみです。
参照しているシートの名前にスペースが含まれている場合は、必ずシート名を一重引用符で囲んでください。
たとえば、シートの名前がSheet 2の場合、書式設定ルールを定義するときに次の構文を使用する必要があります。
= B2 > INDIRECT( "'Sheet 2'!B2" )
追加リソース
次のチュートリアルでは、Google スプレッドシートで他の一般的なタスクを実行する方法を説明します。
Google スプレッドシート: 日付が今日より前の場合の条件付き書式
Google スプレッドシート: 複数の条件を使用した条件付き書式設定
Google スプレッドシート: 別のセルにテキストが含まれている場合の条件付き書式設定