Google スプレッドシートで iserror を使用する方法 (例あり)
Google スプレッドシートのISERROR関数を使用すると、特定のセルの値がエラーかどうかを確認できます。
この関数は次の基本構文を使用します。
= ISERROR ( A1 )
この関数は、セルA1の値がエラーの場合はTRUEを返し、それ以外の場合はFALSEを返します。
次の例は、Google スプレッドシートの 2 つの異なるシナリオでのこの関数の使用法を示しています。
例 1: ISERROR を使用して新しい値を返す
次の Google スプレッドシートの列 A の値を列 B の値で除算しようとしているとします。

ゼロで割ると#DIV/0 になります。それに応じて列 C に記載されます。
次の式を使用すると、代わりに「無効な除算」値を返すことができます。
= IF(ISERROR ( A2 / B2 ), "Invalid Division", A2 / B2 )
次のスクリーンショットは、この式を実際に使用する方法を示しています。

ISERROR(A2/B2)がTRUEの場合、「無効な除算」が返されます。
それ以外の場合、 ISERROR(A2/B2)関数がFALSEの場合は、A2/B2 の結果が返されます。
例 2: ISERROR と VLOOKUP の使用
次のワークシートでVLOOKUP を実行して、 Team列の「Mag」名に対応するPoints列の値を見つけようとします。

「Mag」という名前が [チーム]列に存在しないため、結果として#N/Aが表示されます。
VLOOKUP式でチーム名が見つからない場合は、代わりに次の式を使用して「チームが存在しません」を返すこともできます。
= IF ( ISERROR ( VLOOKUP ( " Mag " , A1:B11,2 , FALSE ) ) , " Team Does Not Exist " , VLOOKUP ( " Mag " , A1 : B11,2 , FALSE ) )
次のスクリーンショットは、この式を実際に使用する方法を示しています。

「Mag」という名前がTeam列に存在しないため、数式は結果として#N/Aの代わりに「Team doesn’t know」を返します。
注: ISERROR関数の完全なオンライン ドキュメントは、ここで見つけることができます。
追加リソース
次のチュートリアルでは、Google スプレッドシートで他の一般的なタスクを実行する方法を説明します。
Googleスプレッドシートのテキストを置き換える方法
Googleスプレッドシートで空のセルをゼロに置き換える方法
Google スプレッドシートで大文字と小文字を区別する VLOOKUP を使用する方法