Googleスプレッドシートで変化率を計算する方法(例付き)
ある期間と別の期間の間の値の変化率は次のように計算されます。
変化率 = (値2 – 値1 ) / 値1 * 100
たとえば、会社のある月の売上が 50 で、次の月には 56 の売上があったとします。次の式を使用して、売上の前月比変化率を計算できます。
- 変化率 = (値2 – 値1 ) / 値1 * 100
- 変化率 = (56 – 50) / 50 * 100
- 変化率 = 12%
これは、1 か月目から 2 か月目までに売上が 12% 増加したことを示しています。
Google スプレッドシートで変化率を計算するには、次の式を使用できます。
= to_percent ( ( A2 - A1 ) / A1 )
この数式は、 to_percent()関数を使用して結果をパーセンテージとして自動的に表示することに注意してください。
次の例は、この公式を実際に使用する方法を示しています。
例: Google スプレッドシートでの変化率の計算
特定の企業の連続 10 販売期間の売上を示す次のデータ セットがあるとします。
次の式を使用して、第 1 期と第 2 期の間の売上の変化率を計算できます。
次に、この数式を列 C の残りの各セルにドラッグして、連続する各期間間の売上の変化率を自動的に計算します。
結果から次のことがわかります。
- 第 1 期から第 2 期にかけて売上は11%増加しました。
- 第 2 期から第 3 期にかけて売上は4%増加しました。
- 第 3 期と第 4 期の間で売上は1%減少しました。
等々。
追加リソース
次のチュートリアルでは、Google スプレッドシートでその他の一般的な操作を行う方法について説明します。
Google スプレッドシートで記述統計を計算する方法
Googleスプレッドシートで5桁の集計を計算する方法
Googleスプレッドシートで四分位範囲を計算する方法