Google スプレッドシートのクエリで名前付き範囲を使用する方法
Google スプレッドシート クエリで次の構文を使用して、名前付き範囲を参照できます。
=QUERY({ my_named_range }, " SELECT Col1, Col3 WHERE Col1 = 'value1' " )
この特定のクエリでは、 my_named_rangeという名前付き範囲の最初の列と 3 番目の列が選択されます。ここで、名前付き範囲の最初の列は「value1」に等しいです。
注: 名前付き範囲は中括弧で囲む必要があります。そうしないと、Google スプレッドシートでエラーがスローされます。
次の例は、この構文を実際に使用する方法を示しています。
例: Google スプレッドシートのクエリで名前付き範囲を使用する
さまざまなバスケットボール選手に関する情報を含む次のデータセットがあるとします。
左上隅の [名前] ボックスで、この特定のセル範囲B1:D11の名前がTeam_dataであることに注目してください。
次の式を使用して、最初の列の値が「Mavs」に等しい、この名前付き範囲の最初と 3 番目の列を選択できます。
=QUERY({ team_data }, " SELECT Col1, Col3 WHERE Col1 = 'Mavs' " )
次のスクリーンショットは、このクエリを実際に使用する方法を示しています。
クエリは、チーム列の値が「Mavs」と等しいチーム列とアシスト列の値を返すことに注意してください。
クエリで名前付き範囲を使用する利点は、元のデータセットの場所が何らかの理由で移動された場合でも、クエリが引き続き機能することです。
たとえば、すべてのデータを 1 列左にシフトするとします。
名前付き範囲を使用したクエリは引き続き機能します。
セル範囲がシフトされているにもかかわらず、クエリは前の例と同じ結果を返します。
追加リソース
次のチュートリアルでは、Google スプレッドシートでその他の一般的な操作を行う方法について説明します。
Google スプレッドシートのクエリ: 一意の行のみを返す方法
Google スプレッドシートのクエリ: 結果からヘッダーを削除する方法
Google スプレッドシート クエリ: クエリ内の空白セルを無視する方法