A: 論理ベクトル内の true 値を数える方法
次のメソッドを使用して、R の論理ベクトル内の TRUE 値の数をカウントできます。
方法 1: sum() を使用する
sum(x, na. rm = TRUE )
このメソッドは、ベクトル内の TRUE 値の数を返します。
方法 2: summary() を使用する
summary(x)
このメソッドは、ベクトル内の TRUE、FALSE、および NA 値の数を返します。
次の例は、各メソッドを実際に使用する方法を示しています。
例 1: sum() を使用して TRUE 値をカウントする
次のコードは、 sum()を使用して論理ベクトル内の TRUE 値の数をカウントする方法を示しています。
#create logical vector x <- c(TRUE, FALSE, FALSE, TRUE, FALSE, FALSE, NA, TRUE) #count TRUE values in vector sum(x, na. rm = TRUE ) [1] 3
結果から、ベクトル内に3 つのTRUE 値があることがわかります。
注: ベクトルに NA 値があり、 na.rm=TRUE引数を使用しない場合、関数は NA を返します。
例 2: summary() を使用して TRUE 値をカウントする
次のコードは、 summary()を使用して、論理ベクトル内の TRUE、FALSE、および NA 値の数をカウントする方法を示しています。
#create logical vector x <- c(TRUE, FALSE, FALSE, TRUE, FALSE, FALSE, NA, TRUE) #count TRUE, FALSE, and NA values in vector summary(x) FALSE TRUE NA's mode logical 4 3 1
結果から次のことがわかります。
- ベクトルには4 つのFALSE 値があります。
- ベクトルには3 つのTRUE 値があります。
- ベクトルには NA 値が1 つあります。
summary()関数は、論理ベクトル内の各タイプの値の出現を知りたい場合に特に便利です。
summary()関数から TRUE 値の数のみを返したい場合は、次の構文を使用できます。
#create logical vector x <- c(TRUE, FALSE, FALSE, TRUE, FALSE, FALSE, NA, TRUE) #count TRUE values in vector summary(x)[' TRUE '] TRUE 3
結果から、ベクトル内に3 つのTRUE 値があることがわかります。
追加リソース
次のチュートリアルでは、R で他の一般的なタスクを実行する方法について説明します。
Rで条件付きで列の値をカウントする方法
R でグループごとの観測値をカウントする方法
Rのグループごとに最初のN個の値を選択する方法