R で科学表記法を無効にする方法 (例付き)
R で科学表記法を無効にするには、次の方法を使用できます。
方法 1: グローバル設定として科学表記法を無効にする
options(scipen= 999 )
方法 2: 変数の科学表記法を無効にする
format(x, scientific = F )
次の例は、これらの各メソッドを実際に使用する方法を示しています。
方法 1: グローバル設定として科学表記法を無効にする
R で次の乗算を実行するとします。
#perform multiplication x <- 9999999 * 12345 #view results x [1] 1.2345e+11
数値が非常に大きいため、結果は科学的表記法で表示されます。
次のコードは、科学表記法をグローバル設定として無効にする方法を示しています。これは、出力内の変数が科学表記法で表示されないことを意味します。
#turn off scientific notation for all variables options(scipen= 999 ) #perform multiplication x <- 9999999 * 12345 #view results x [1] 123449987655
科学表記法を無効にしているため、整数が表示されることに注意してください。
scipen のデフォルト値は0であるため、R のoptions(scipen=0)を使用してこのグローバル設定をリセットできることに注意してください。
#turn scientific notation back on
options(scipen= 0 )
#perform multiplication again
x <- 9999999 * 12345
#view results
x
[1] 1.2345e+11
方法 2: 変数の科学表記法を無効にする
次のコードは、単一変数の科学表記法を無効にする方法を示しています。
#perform multiplication x <- 9999999 * 12345 #display results and turn of scientific notation format(x, scientific = F ) [1] "123449987655" #perform another multiplication y <- 9999999 * 999999 #view results y [1] 9.999989e+12
最初の変数のみが、 format()関数を使用した唯一の変数であるため、科学的表記法なしで表示されることに注意してください。
追加リソース
次のチュートリアルでは、R で他の一般的な操作を実行する方法を示します。
R で数値を丸める方法
Rでベクトルを文字列に変換する方法
R でデータ フレームの列をベクトルに変換する方法
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