Sas で infile ステートメントを使用する方法 (例あり)
INFILEステートメントを使用すると、ファイルから SAS のデータセットにデータをインポートできます。
このステートメントでは、次の基本構文を使用します。
data my_data;
infile '/home/u13181/bball_data.txt' dlm = ' ' dsd missover firstobs = 2 ;
input team $position $points assists;
run ;
各行の動作は次のとおりです。
- data : SAS にインポートされたデータセットに付ける名前
- infile : インポートするファイルの場所
- dlm : ファイル内の値を区切る区切り文字
- dsd : 2 つの連続する区切り文字を欠損値として扱います
- missover : ファイル内の各行が観察を表していると仮定します。
- firstobs : ファイルのどの行を観測値の最初の行として考慮するか
次の例は、この関数を実際に使用する方法を示しています。
例: SAS での INFILE ステートメントの使用方法
bball_data.txtという次のテキスト ファイルがあるとします。
次のコードを使用して、このファイルをmy_dataという SAS データセットにインポートできます。
/*import data from txt file into SAS dataset*/
data my_data;
infile '/home/u13181/bball_data.txt' dlm = ' ' dsd missover firstobs = 2 ;
input team $position $points assists;
run ;
/*view dataset*/
proc print data =my_data;
INFILEステートメントを使用すると、テキスト ファイルからデータセットに値を正常にインポートできました。
次の引数をどのように使用したかに注目してください。
- infile : ファイルが存在する場所を指定します。
- dlm : ファイル値をスペースで区切ることを指定します。
- dsd : 2 つの連続する区切り文字を欠損値として扱うように指定しました。これは、最初の行のポイント列に値が欠落している場合に便利です。
- missover : ファイル内の各行が観察を表すことを指定します。
- firstobs : 最初の観測値がファイルの 2 行目にあることを指定します。
- input : データセットの列に付ける名前を指定します。
これらの各引数を使用すると、テキスト ファイルを正しくフォーマットされたデータセットにインポートすることができました。
追加リソース
次のチュートリアルでは、SAS で他の一般的なタスクを実行する方法について説明します。
テキストファイルをSASにインポートする方法
CSV ファイルを SAS にインポートする方法
ExcelファイルをSASにインポートする方法