Sas: proc means で中央値を表示する方法
PROC MEANSを使用して、SAS の変数の要約統計を計算できます。
デフォルトでは、 PROC MEANS は要約統計量に中央値を表示しませんが、次の構文を使用して出力に中央値を含めることができます。
proc means data =my_data N Mean Median Std Min Max ; var points; run ;
この特定の例では、 Pointsという変数の観測値の合計数、平均値、中央値、標準偏差、最小値と最大値を計算します。
次の例は、この構文を実際に使用する方法を示しています。
例: SAS の PROC MEANS で中央値を表示する
SAS に、さまざまなバスケットボール選手に関する情報を含む次のデータセットがあるとします。
/*create dataset*/ data my_data; input team $points assists; datalines ; At 10 2 At 17 5 At 17 6 At 18 3 At 15 0 B 10 2 B 14 5 B 13 4 B 29 0 B 25 2 C 12 1 C 30 1 C 34 3 C 12 4 C 11 7 ; run ; /*view dataset*/ proc print data =my_data;
PROC MEANSを使用して、データセット内のポイント変数の要約統計量を計算するとします。
/*calculate summary statistics for points variable*/ proc means data =my_data; var points; run ;
デフォルトでは、 PROC MEANS は次の記述統計を計算します。
- N : 観測値の総数
- 平均: ポイントの平均値
- Std Dev: ポイントの標準偏差
- 最小値: ポイントの最小値
- 最大値: ポイントの最大値
中央値は出力に含まれないことに注意してください。
次の構文を使用して、出力に中央値を含めることができます。
/*calculate summary statistics for points and include median value*/ proc means data =my_data N Mean Median Std Min Max ; var points; run ;
出力には、 points変数の中央値が含まれることに注意してください。
Points変数の中央値が15であることがわかります。
追加リソース
次のチュートリアルでは、SAS で他の一般的なタスクを実行する方法について説明します。
SAS で記述統計を計算する方法
SAS で度数表を作成する方法
SAS でパーセンタイルを計算する方法
SAS でピボットテーブルを作成する方法