Ti-84 電卓で臨界値 t を求める方法
t 検定を実行すると、検定統計量が得られます。 t 検定の結果が統計的に有意かどうかを判断するには、検定統計量を臨界値 Tと比較します。検定統計量の絶対値が臨界値 T より大きい場合、検定結果は統計的に有意です。
TI-84 計算機で T の臨界値を見つけるには、次の関数を使用できます。
invT(確率, v)
金:
- 確率:有意性のレベル
- v:自由度
TI-84 電卓でこの関数にアクセスするには、 2nd を押してからvarsを押します。これにより、 DISTR画面が表示され、そこでinvT()を使用できます。
このチュートリアルでは、TI-84 計算機で invT() 関数を使用して T 臨界値を見つける例をいくつか紹介します。
例 1: 左側のテストの臨界値 T
質問:有意水準 0.05、自由度 = 11 の左検定の臨界値 T を求めます。
答え: invT(.05, 11) = -1.7959
解釈: t 検定統計量が-1.7959未満の場合、検定結果は α = 0.05 で統計的に有意です。
例 2: ストレート テール テストの臨界値 T
質問:有意水準 0.05、自由度 = 24 の右側検定の臨界値 T を求めます。
答え: invT(1-.05, 24) = 1.71088
解釈: t 検定統計量が1.71088より大きい場合、検定結果は α = 0.05 で統計的に有意です。
例 3: 両側検定の臨界値 T
質問:有意水準 0.05、自由度 = 13 の両側検定の臨界値 T を求めます。
答え: invT(.05/2, 13) = -2.1604, 2.1604
解釈:これは両側検定であるため、実際には 2 つの臨界値-2.1604と2.1604があります。 t 検定統計量が-2.1604未満または2.1604より大きい場合、検定結果は α = 0.05 で統計的に有意です。