Sas で tinv 関数を使用する方法 (例あり)
SAS のTINV関数を使用して、分布の臨界値を見つけることができます。
この関数は次の基本構文を使用します。
TINV(p,df)
金:
- p: 1 – 有意水準
- df : 自由度
次の例は、 TINV関数を使用して、左手検定、右手検定、および両側検定の臨界値 t を見つける方法を示しています。
例 1: 左側のテストに TINV 関数を使用する
有意水準 0.05、自由度 = 22 の左検定の臨界 t 値を見つけたいとします。
TINV関数を使用してこの値を計算できます。
/*create dataset that contains t critical value*/
data my_data;
critical_val = tinv ( .05 , 22 );
put critical_val=;
run ;
/*view results*/
proc print data =my_data;
有意水準 0.05、自由度 = 22 の臨界 t 値は-1.71714です。
したがって、テスト統計量がこの値より小さい場合、テスト結果は統計的に有意です。
例 2: 右尾検定に TINV 関数を使用する
有意水準 0.05、自由度 = 22 の右極値検定の臨界 t 値を見つけたいとします。
TINV関数を使用してこの値を計算できます。
/*create dataset that contains t critical value*/
data my_data;
critical_val = tinv ( .95 , 22 );
put critical_val=;
run ;
/*view results*/
proc print data =my_data;
有意水準 0.05、自由度 = 22 の臨界 t 値は1.71714です。
したがって、テスト統計量がこの値より大きい場合、テスト結果は統計的に有意です。
例 3: 両側検定に TINV 関数を使用する
有意水準 0.05、自由度 = 22 の両側検定の臨界 t 値を見つけたいとします。
TINV関数を使用してこの値を計算できます。
/*create dataset that contains t critical value*/
data my_data;
critical_val= tinv ( .05/ 2,22 );
put critical_val=;
run ;
/*view results*/
proc print data =my_data;
両側検定を実行するたびに、2 つの重要な値が存在します。この場合、重要な t 値は-2.07387と2.07387です。
したがって、検定統計量が-2.0739未満であるか、 2.0739より大きい場合、検定結果は統計的に有意です。
追加リソース
次のチュートリアルでは、SAS で他の一般的なタスクを実行する方法について説明します。
SAS で 1 サンプルの t 検定を実行する方法
SAS で 2 サンプルの t 検定を実行する方法
SAS で対応のあるサンプルの t 検定を実行する方法