Ti-84 電卓で四分位範囲を見つける方法
四分位範囲(IQR とも呼ばれます) は、データセットの中間 50% の分布を測定する方法です。
これは、データセットの第 1 四分位 (Q1) と第 3 四分位 (Q3) の差として計算されます。
四分位数は単にデータセットを 4 つの等しい部分に分割する値であることに注意してください。
IQR は外れ値に強いことが知られているため、データセット内の値の分布を測定するためによく使用されます。データセットの中央の 50% の分布のみが分かるため、異常に小さい値や異常に大きい値の影響を受けません。
これにより、単にデータセット内の最大値と最小値の差を示す範囲のようなメトリクスと比較して、分散を測定する好ましい方法となります。
次の段階的な例は、TI-84 計算機で次のデータ セットの IQR を計算する方法を示しています。
データセット: 4、6、6、7、8、12、15、17、20、21、21、23、24、27、28
ステップ 1: データを入力する
まず、データ値を入力します。
Statを押し、次にEDITを押します。次に、列 L1 にデータセットの値を入力します。
ステップ 2: 四分位範囲を見つける
次に、 [統計]をタップし、右にスクロールして[計算]をタップします。
次に、 「1-Var 統計」をタップします。
表示される新しい画面でEnterを押します。
Enterを押すと、要約統計のリストが表示されます。リストの一番下までスクロールします。
この画面から、データセットの第 1 四分位 (Q1) と第 3 四分位 (Q3) の値を観察できます。
- 第 1 四分位 (Q1): 7
- 第 3 四分位 (Q3): 23
四分位範囲は次のように計算されます: Q3 – Q1、これは 23 – 7 = 16となります。
これは、データセット内の値の中央の 50% 間のギャップが 16 であることを示しています。
追加リソース
TI-84 電卓で 1 サンプルの t 検定を実行する方法
TI-84 電卓で 2 サンプルの t 検定を実行する方法
TI-84 計算機で信頼区間を計算する方法